授乳後の赤ちゃんがワキガ臭い…それって「チチガ」かも?

 

赤ちゃんに授乳した後、ふと赤ちゃんからワキガのような何とも言えない悪臭がすることはありませんか?
実はこれ、赤ちゃんがワキガになってしまったわけではなく、お母さんのおっぱいからワキガ臭が移ってしまっているのです。

 

この記事では、おっぱいからワキガが移ってしまう原因とその際の臭いの対策を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

おっぱいからワキガがうつる原因とは?

おっぱいからワキガが移り焦ってしまうお母さんも多いでしょうが、実際は母乳というより乳首の周りの乳輪に原因があります。

 

そもそもワキガとは、人間の汗腺のひとつであるアポクリン汗腺という器官が異常に発達してしまい、ここが独特の臭いを発してしまうために起こります。

 

 

 

汗腺というと脇の下などをイメージしますが、女性の場合、外陰部乳腺にもアポクリン汗腺が多く存在しているため、人によってはこのような場所からワキガ臭がすることがあるのです。
乳輪が原因となっている場合、特にチチガと呼ばれることもあります。

 

このような理由で、赤ちゃんはおっぱいを飲む際に乳輪も口に含んでしまうため、そこから臭いが移った結果我が子がワキガ臭い状態になっているのです。

 

産後はホルモンバランスの変化などでワキガの臭いが強くなることがありますが、授乳をしているうちに徐々に元に戻っていくことがほとんどです。
チチガの場合はそこまで強烈な臭いがするわけではなく、赤ちゃんにも健康上の被害は無いのですが、やはり衛生面上放ってはおけません。

 

赤ちゃんにチチガの臭いが移った時の対策法

 

チチガが気になる人は、授乳前に清浄綿などで必ずおっぱいを綺麗に拭くようにしましょう。

 

ワキガ臭はアポクリン腺に常在する雑菌が繁殖することで起きる臭いであるため、一般的な人より乳首周りに雑菌が多いという事になります。
その状態のまま子供に母乳を与えると雑菌まで一緒に飲んでしまうことになるので、必ず事前に念入りに拭くようにしてください。

 

また、症状を抑えるためにチチガ専用のデオドランドやクリームを使用するのも良いでしょう。
このような製品には抗菌や殺菌効果があるものも多いため、雑菌の繁殖を防いで臭いを抑える効果を持ちます。

 

製品によってはそのまま授乳しても構わない物もありますが、できれば授乳前には成分をしっかり拭き取るほうが安心です。

 

 

 

チチガの治療法とは?

 

チチガの場合、下着に黄色いシミが付いたり強い臭いが残ってしまうこともよくあります。
毎回こうなっては洗濯も大変ですし、旅行などで周囲の目が気になってしまうお母さんも多くいます。

 

どうしても症状を改善させたい場合は、外科的な治療を行う方法もあります。

 

電気凝固法という治療で、ワキガの原因になっているアポクリン腺を、電気によって根こそぎ取り除いたり破壊していくという治療になります。
傷跡もほとんど残らず、時間も短くて済むうえに安全な手術になるので、育児中のお母さんでも問題なく受けることができます。

 

ただ、授乳中は受けることができないので、子供がある程度大きくなって断乳するまでは待つ必要があります。
また、手術は自由診療扱いなので保険が効かず、高額の費用が必要になるといった問題もあります。

 

 

 

チチガの場合は、ワキガなどと違って汗腺の数も少なく、周囲の人に明らかに分かるほど臭いが漏れることもありません。
年齢を重ねてホルモンバランスが変化していけばいつの間にか症状が消えている場合もあります。

 

このため、育児中に時間とお金を使ってわざわざ治療する必要が本当にあるかどうか、よく検討してから決めるようにしましょう。

 

ただし、パートナーなどに抱きついたり直接舐められたりした際には、臭いや味を指摘されたりしますので、専用クリーム専用石鹸などを使ってチチガの臭いに対処していくと良いでしょう。

 

このように、小さな我が子からワキガ臭がした場合は自分が原因であることがほとんどです。
母子ともに健康的な影響はありませんが、赤ちゃんが口にするものですから普段からできるだけ清潔に保っておくことが大切です。